自分で筆耕をしようとお考えの方、どのようにしたらよいか成功のポイント教えます。
筆耕とは、写字や清書で報酬を得る人のことを言います。筆耕士が書く文字は実用書道と呼ばれる文字で、習字で習う芸術書道とは全くの別物になります。
筆耕の文字は、楷書体がほとんどで誰でも読める正確な文字であることが求められています。筆耕は、結婚式の宛名書きなどで利用されるケースが多く、世間一般で広く知られている職業になります。
そんな筆耕ですが、最近は、パソコンやプリンターの技術の向上にともなって、若干、仕事の全体量は減少傾向にあります。しかし、パソコンで作った文字は、人が書いたものと違い温かみがないと、必ず筆耕に頼む方も多くいるのも事実で、今後もこういった流れは継続していくものと考えられます。
筆耕で成功するには、様々な文字を書くだけでなく、様々な礼儀や礼節について学んでおくことが重要になります。
たとえば、結婚式の祝辞などは、ただ単に、筆耕として綺麗な文字で書くだけでは不十分です。書き方だけでなく折り方、つつみ方も重要な仕事になっています。
式辞用紙の折り方
祝辞などの式辞は、市販されているものは、あらかじめ折られているので、迷う事はないですが、市販でないものは実は、自分で折り包む必要があります。基本的な折り方について、分かり易く解説します。
まず、上包を折るところから始めます。紙の表面を下にして縦向きに置き、左1/3程度を右に折り曲げます。そして、右1/3を左に折り曲げます。この際に、中に入る式辞の用紙サイズも考慮して上下左右に余裕を持たせておくことが重要なポイントになります。
この余裕分は、均等になるようにしっかりと見定めて折ると綺麗な仕上がりになります。目安としては、片側2.5mmほど余裕があるようにして折ります。上包を折りましたら、一度、広げて祝辞等の表題を書きます。表題の位置は左右の中心、上下の中心の少し上側から書くと仕上がりがとてもきれいになるのでおすすめです。
次に、式辞を書き始めます。余白を少し設けて、表題、そして本題といった具合に書きます。この余白は、5cmほどが丁度よく美しく見せることができます。祝辞の本文を書いて、書き終わりには、再び余白を作ります。余白としては、二折分あると綺麗な仕上がりになります。
もし、用紙が足りないような場合は、継ぎ足しを行います。継ぎ足しは、基本的に谷で行い、のり代は5mmほどです。このようなポイントを押さえておくことで、美しい祝辞に仕上げることができるのでおすすめです。

